「多くの人が感銘を受けて、自分はそれに興味を持たなかった。それは自分の感受性が鈍っているのではないか?または自分の感覚が怠けている証拠なのではないか?」
そう言われて、にわかに衝撃を受けました。
そこは金曜日の夜の味仙(矢場町店)。
人種を超越した店員さんとガヤガヤワサワサした活気の中で、ちょっと大きめの声での会話をしないとコミュニケーションが難しい雑然とした雰囲気です。
オッサン二人で気軽に、激カラ料理を食べながら好き勝手なことを気さくにしゃべろうと、何日も前から構想は出来上がっていたものの、やっと実現。
実に楽しいですね、こういうの☆
で、最初の話に戻るのですが、別に物凄いことを話していた訳ではなく、趣味の話の中での文言の一つ。
建造物等をカメラで撮るなら、そのモノに思い入れがあるもの、ドラマ・ストーリーがあるものがいいといった等の話から、テレビ番組で取り上げられた「薬師寺 金堂(奈良県)」についてのくだりの話。反響が大きかった特集のリクエスト再放送を見て、自分が何も思わなかったことに、その人は番組の内容ではなく、自分に疑問を感じ、そしてそれをスタートとして、自身で薬師寺に興味を傾け、その面白さを突き詰めることができるようになったとのこと。
う~ん
確かに、興味を持つかどうかはその人次第。
そしてそれを楽しめるかもその人次第。
趣味や遊びの極意はそんなところにあるのかもしれません。
当然のことなのかもしれませんが、あまり意識もしていなかったことだけに、素敵な考え方だなぁと感銘を受けました。
タイトルにある御朱印帳とは、お寺を拝観した際に押印してもらえる印鑑や書き込みをするための台紙のことだそうです。(スタンプって言うとありがたみがないので・・・)まず「御朱印」という言葉自体を聞いてもピンとこなかった自分は、まだまだ知らないことが世の中にいっぱいあると感じさせられました。
あ、あと、
帰宅後に妻に「にんにく臭い」と言われ、起床時に「部屋全体が凄いにおい」と言われ、また昼に一緒に車に乗ったら「体全体から染み出るように臭ってるよ」と言われ・・・
ぬぬぬ
久しぶりの味仙はとてもおいしかった(辛かった)けど、ある程度覚悟(翌日は人に迷惑をかけないように)が必要と再確認した週末でした。