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2023年4月 の記事一覧

第9期民事信託士検定の募集と状況

「第9期の民事信託士の検定」の申込が始まっているようです。
https://www.civiltrust.com/shintakushi/kentei/index.html.
第9期の検定は、2023年10月23日(日)と24日(月)に実施される予定で、【申込期限は2023年6月7日㈬まで】です。

民事信託に取り組みたい方、すでに取り組んでいるけど、ブラッシュアップしたい専門家(受験資格は弁護士・司法書士)は、課題をこなしながら、自身の契約書を磨きあがられるので、お勧めです。
研修やセミナーではなく、かなり真面目な検定です。

ちなみに、今話題のchatGPTで「民事信託士検定の難易度」について質問してみると、以下のような回答がされました。
「民事信託士検定は、民事信託に関する基礎知識から応用知識までを網羅した試験で、筆記試験と課題提出の2つの部分からなります。
民事信託士検定を受けることができるのは、司法書士と弁護士資格のある方です。これは、民事信託に関する法律知識や実務経験を有する方に限定するためです。
民事信託士検定は、民事信託に関する試験で最もハードで難易度が高く、倫理規定に手厚い資格と自負しています。過去の合格率は約30%程度です。」

なかなか凄い回答をするものだなと思っていしまいますが、ちょっと変な日本語もあり、また訂正もあります。
過去の合格率については明らかな誤りがあります。
検定を開催している民事信託推進センターからの発表からしても、合格率は、70~80%程度はあるかと思います。
しかしながら、弁護士や司法書士の資格を有する人たちが受検しても、2~3割の不合格がいることになりますので、全く油断できないレベルでしょう。

民事信託(家族信託)の分野において、「最もハードで難易度が高い」は事実だと思います。

また、検定の特徴として、信託の知識、契約書作成の技能だけではなく、倫理面での考え方等も重視される検定であるのもその通りだと思います。

検定要綱に、参考図書も公開されていますし、これから必死になって、絶対自分が民事信託の分野の専門家になってやるという気概がある人であれば、まだ実務経験がない方でも、合格はできるものと僕は思います。

一般社団法人民事信託推進センター ご案内 (civiltrust.com)

実際、不合格者となる半数程度は、検定当日(ディスカッション)にたどり着く前にギブアップしてしまう方も多いように感じています。
ただ、申し込み時点で高い検定料を払っている人たちですので、最初から生半可だったわけでなく、やはり実際にそれなりにハードなものだとは思います。

でも、そうだからこそ、これを乗り越える、価値がありますよね♪
弱気にならず、真摯に取り組めば、合格できるものですがの、是非とも取り組んでいただきたいと思います。

きっと、将来の民事信託(家族信託)の担い手として、依頼者を安心してナビゲートできる存在になれることかと思っています。

自信を持っていただき、堂々と民事信託の専門家といえる存在になって、広くより良く、民事信託(家族信託)を世の中に広げていっていただけることを期待しています。

 

 

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