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司法書士事務所の求人と求職活動(弊所も求人をしている中での考察)

令和7年度の司法書士試験の合格者の研修がこれから順次始まっていく季節になりました。

浅井も愛知県司法書士会の研修所のお手伝いをさせていただいており、昨日も合格者ガイダンスで対応をさせていただいておりました。

ここ数年、合格者の平均年齢は40代前半で推移していますが、実際は若い人が少なく、50代以上の方もいらっしゃって、その関係で平均年齢が上がっているかと思います。

40代半ばの合格者が多く、60代の合格者と20代の合格者が同じくらいの割合でしょうか。(外見で判断しても分からないんですけどね)

なので、30代で合格している人は、司法書士業界の求人は売り手市場ですし、比較的求人においても引く手あまたな状況と思います。

 

もちろん、これまでの経験やキャリアの兼ね合いもありますから、年齢だけで就職の有利不利が決まるわけではないですが、

どしても求人する側の事務所は、年齢が高いとすぐに独立して、いなくなってしまう人を育てるのに躊躇してしまいがちです。

また、年齢に応じた給与所得を提供したいとなると、前職で稼いでいる方ですと、そこが下がってしまうのは忍びない気持ちもあるのだと思います。

一時期、女性の合格者が増えていましたが、最近は男性の割合が少し盛り返してきたかなと。(上記は。愛知県の話で、かつ、浅井自身の主観だけの感想です)

 

最近は、時代もあり、仕事における男女差はだいぶなくなってきたと思います。

むしろ、男性だから仕事を任せらえるとか、男性のほうが良いなんてことはないので、男性陣は危機感を覚えたほうがよいかもです。(苦笑)

また、司法書士事務所全体からすると勤務する人の実体としては女性のほうが多いので、男女問わず、それに上手に溶け込めるかが大切な視点かも知れません。

なので、その方が優秀であること以上に、事務所のカラーや雰囲気、キャラクターのあっている、あっていないは重要なポイントですね。

また、その事務所の雰囲気の確認の仕方は、面談一回で分からないことも多いでしょうから、知り合いの同業者あ諸先輩の司法書士に相談してみるのも一考ですね。(残念ながら、エージェントさんはそこまで分からないことが多いように思います。一緒に働いたことなし、なんなら事務所に来たこともないことがほとんどだと思うから)

 

ちなみに、弊所は意外とベタベタしません。空気が重いわけでは決してないのですが、和気あいあいで雑談が多いというより、個々が責任をもって自分の仕事を仕上げていく雰囲気です。

もちろん、お互いでフォロー等はするのですが、お互いが仕事はキッチリやっているという信頼感で成り立っています。

これが厳しいと思う人には向かないし、一緒に遊ぶ同僚が欲しいというのは、弊所に期待されるところと違うかもしれません。(決して、新人へ指導しないという意味ではないですよ)

逆に、成長したい、自分の力がつく、または裁量があってやりがいがある、自身のライフスタイルを大切にしたいという方には向いています。

あと、やりたい分野は自由にやって良いという風土は大切にしているので、一緒に悩んだり困ったり、調べたり、解決したりはしますが、チャレンジしていきたい人は楽しいので嬉しいです。

というか、せっかく司法書士になったのだから、それがゴールじゃなくて、やりたいことやり抜きたいじゃないですか。

家族経営的な良い事務所もありますし、東京を中心に会社っぽい福利厚生のしっかりした事務所もあります。

弊所はどちらかというと後者よりかもしれませんが、ただ、事業としてはまだまだ発展途上で成長したい野望がありますので、より良い事務所を作っていきたいと考えています。

名古屋でやっていきたいので、東京や関西に支店を出す予定はありませんが、それでも、規模はまだ大きくする必要があるし、やる気のある人、優秀な人材はとても欲しいです。

浅井が思う(やりたい)社会に必要とされ、また依頼者に喜んでもらえる法的なサービスを提供するには、成長中でありたいし、そうなるように努めています。

 

あと、当たり前と言えば、そうなんですが、個人的には、一緒に働く人に不幸になって欲しくないのです。

これ、浅井のためでもありまして、自身はやりたいことをやっている責任者ですから多少の苦労や葛藤は良いのですが、苦しめたり、合わない道に無理やり引きずり込みたくないという想いがあります。

なので、優秀であったり、人柄が良くても、採用ができない人もいますし、誰でも良いなんて採用は絶対にないと考えています。

独立で事務所を卒業していく人もできる範囲で応援していますが、これは求人時にただ口でいうのではなく、退職時にこちらが頑張ることだという認識です。もっとも、事務所の卒業という考え方は、働き手と事務所ごとによって変わってくるかと思いますし、弊所を含め、1年で卒業と考える事務所は少ないと思います。多分、これは中退で、ケアが非常にしにくいんですよね。

 

とまぁ、考察というか、つらつらと経験則を書いてしまいましたが、司法書士・スタッフがいてこその司法書士事務所です。

これはどこも一緒で、人を大切にしない事務所に、継続はないのは間違いがない共通認識かと思います。

このあたり、浅井は自身が社会保険労務士でもあるため、困ってしまう(労働法がやや理想を表現するので)くらいの知識はありますが、今後も丁寧に試行錯誤していく予定です。

 

まぁ、そんなこんなで、弊所の求人のHPのリンクです。

採用情報 | 司法書士法人浅井総合法務事務所【名古屋】相続、登記、民事信託

 

求人の基本は、やはり、この事務所に入りたいか、どうして入りたいかだと思います。

誘われて、縁でというのもありますが、できれば応募で、この事務所が良いと飛び込んできて欲しいものです。(別にそれが1つじゃなくても良いから、自分で頑張って探して)

他の事務所からもお誘いや熱烈アピールがあると思うので、浅井も楽して求人ができるとは思っていませんが、でも、後悔するような環境にはしないのは当然で、就職して良かったと思ってもらえるように、最大限配慮します。(でも、今、いるスタッフはとても大切なのでそっちが優先です)

エージェントさんを利用しての就職を否定するわけではないですが、雇う側の事務所はかなりの対価を払っているので、なかなかシビアにみられる傾向があるかもしれません。

ぶっちゃけ、エージェント求人や求人広告で多額(100~150万位?)のお金を払うくらいなら、やっぱりその人や事務所スタッフの給与等に反映させたいですからね~。

勿論、同業者からの推薦も嬉しいです。意外とその流れで弊所に就職してくれる方も多いので。

 

長い文章になりましたが、細かいことは求職者本人からの直接質問喜んでです。

そして、是非、選んでもらえる事務所でありたいなと。

 

※ 

熱量が高めのブログになってしまったので、自身のスマホで撮った、途中に東山動植物園の紅葉と東山スカイタワーからの風景、サーバルキャットさんの画像を置きました。

文章自体となんの関係もありません♪

 

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浅 井 総 合 法 務 事 務 所
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