将来を空想してみる
夏も本番になってきましたね。
もう子供たちは夏休み気分です。
さてさて、今日は勝手な空想をしてみようと思います。
というのも、まだ完全なものではないのでしょうか、自動車の自動運転(プロドライブ)の市販車が、もう現実になりそうですよね。【※1】【※2】
勝手に好きなところに連れて行ってくれる(時間差はあるものの)「どこでもドア」ができつつあるわけです。
自分たちの生活、仕事にどんな影響を及ぼすのでしょうか?
全く持って個人的な考えとしては、時間の有効活用、交通事故リスクの軽減を考えて歓迎すべき未来ですよね。
無人タクシー、カーシェア等と相まって、自動送迎をしてくれるわけですから、勝手に自宅に戻ってくれる車や、どこでも乗り捨てして良いレンタカーが登場してくるわけです。
無人タクシーなんてものが出てくると、人件費もかからず、需要が上がるので、タクシー代はどんどん廉価になるのではないでしょうか。
車の中では、クラウドのデータでどこでも仕事をしながら、メモもとり、本を読み、ネットや電話しながら移動し、働きたい放題です(^^;)
車の購入や駐車場事情、運輸業の市場には変革が現れてくるはずです。
時間の有効活用は、皆さん享受する事になるかと思いますが、さてさて、司法書士という観点ではどうなるんでしょう?
まず、司法書士として注目すべきは、ライフスタイルの変化による、土地・建物の需要の変化が起こると思います。
司法書士のメインの仕事はやはり、不動産登記です。
不動産が流通することによって、その登記が必要となり、そこに我々の仕事、存在価値が見出されています。
不動産の権利が無くなることや、価値がなくなることは僕の想定にはありませんが、
土地や建物が今の価値をキープするのか、下がるのか、または、上がるところがあるのかは、興味があるところです。
というのも、需要のある不動産の仕事をしていられれば、司法書士の仕事を引き続きやっていられると思うのです。
(登記手続き自体が無くなるという考えもあるのかもしれませんが、そうならない気がします。それは、また別のときの空想でw)
たとえば、自動運転の車があれば、高齢者も好きな場所に行き、消費活動、生産活動ができます。
となれば、やはり、人が集まるべきその場所に、アクセスがいい場所、安全な場所に人気が集中します。
(これまた、3D技術の革新で、そもそも自宅にいながら、実体と同じコミュニケーションがとれる、またはそのような擬似空間で、フィジカルな行動が不要になる可能性すらありますね、、 また、これも別の空想、、、)
また、自動運転が可能となっても、高速道路を200kmで移動したとしても、東京や福岡に行くのは大変なので、リニアモーターカーや飛行機などの、高速移動システムは必要でしょう。
時間は今よりタイトになるので、1~2時間の移動で日本全国どこへでもって話も、なんか僕の生きているうちに起こったりするかもしれませんよね。
となると、リニア駅周辺や空港周辺にアクセスの良いところに一義的には価値が高まります。
また、小さな電車の駅は、直接中規模以上の駅に、自動運転の車で乗り入れ、車を乗り捨て、帰ってもらえばいいので、需要が減っていくかもしれません。
駐車場も自宅の側である必要はありません。
自宅から多少離れても、自動で迎えに来てもらえばいいという流れもあるかもしれません。
逆に、無人タクシーの少ない地域では、家族一人一人に小型の自動運転自動車の需要が広がるかもしれませんし、駐車場のない自宅では困るかもしれません。
家の構造や必要となる敷地面積も変わってきます。マンションがいいのか、または不便なのか、、、
意外と、自宅の庭で野菜を作りたい、それが本来の豊かさって話になるやもしれません。
田舎暮らしと思っていても、意外と便利になる場所が増えような気もします。
本日は、お休みの事務所から、気ままなブログ更新でした。
また、機会があれば、こんな話もブログにアップしたいなぁと思った次第です。
なんだよ、お前の答えを言わない(てか、ない)のかよって、ツッコミも、あしからず。
未来を楽しみましょう☆
ではでは。
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【1】一般人が公道で走行できる自動運転車はジュネーブ道路交通条約で常時人間の運転が必要であると定義されており、法的にも規制されている為、2016年現在ではどこの国でも発売されていない。
【2】すでに実用化されているロボットカーとしては、イスラエル軍で運用されているあらかじめ設定されたルートをパトロールする無人車両や、海外の鉱山、建設現場などで運用されているダンプカーなどの無人運行システム等がある。
【1】【2】はウィキペディアさん参照ですm(_ _)m
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司法書士 社会保険労務士 行政書士 浅 井 健 司