今年も民事信託推進センターが主催する民事信託士検定の募集が始まりました。
本年は記念すべき10期となりました。10年かけて民事信託の専門家を生み、育ててきたことになりますね。
第1期の信託士である浅井個人としましても、感慨深い思いもあります。
僕はこの検定に合格したことによって、自分の司法書士人生が一番変わった一人だと思っています。
ホント、全国の有名な諸先輩方に引き上げて頂き、また鍛え上げてもらった(今もビシビシ指導されますがw)と実感しています。
10年前は、「民事信託って何?」「家族信託って、一時的な盛り上がりだよね?」といった風潮もあり、
ここまで社会的な認知度を得て、多くの方が利用することになってきたのは、民事信託推進センターをはじめ、司法書士会、弁護士会等の努力の賜物かと思います。
今は、「民事信託(家族信託)が分からない」「僕は関係ない(知らない・説明できない)」という司法書士・弁護士のほうが少ないのではないでしょうか。
とはいえ、それを自信をもって、依頼者に提案でき、そしてサポートできる人員はまだまだ不足しています。
この資格を取っただけでは仕事に繋がるものではないですが、間違いなく、現在の日本の民事信託(家族信託)の王道を行く、
ちゃんとした検定で、しっかり勉強して合格したあかつきには、その自身の能力向上が分かる(この業務の自分の現在地点が分かる)ものかと思います。
その先には、もちろん、仕事はあります。(やり方が違ったり、時間がかかったりは、個々の力量差はありますが)。
少なくとも、多くの受検者が「依頼者を実務で実験台することなく、安心してもらえるようにしたい対応したい」という想いを叶えていると思います。
こういう感覚の弁護士・司法書士が受検者に多いから、民事信託士が他の検定資格と一線を画せている気がします。
ちなみに、最近は、浅井は検定運営にはあまり関与していませんが、合格後の民事信託士の実務サポートに力を入れているところです。
第10期民事信託士検定募集要綱
個人的な感覚に過ぎませんが、最近は弁護士さんの検定受講が増えているように思います。
司法書士より人数が多い弁護士資格なので、当然のことでもありますが、活躍の場が広がっているんだと思います。
より検定レベルに弁護士さんの知見や特性も議論に加わり、深度(あと難易度)も増しています。
逆に言えば、弁護士の先生の刺激にもなっていると思います。(司法書士に負けたくないですもんね♪)
合格レベルも1期に比べたら、高い高い。
受検を考えている方がいらっしゃるなら、1年でも早く受験したほうが合格しやすい気すらします。
年々レベルも上がり、合格率も下がっているので、臆せずに挑戦して欲しいものです。
こういう検定という目標がないと、一気に集中して学ぶのは中々難しいですからね。(時間があるときにやろうというのは、時間をつくらない言い訳にしかならないので→自戒です)
ただ、準備せずに、途中リタイアする人もいるので、この点は要注意! 気合も継続は大切!!
特に、福井、和歌山、高知、宮崎は現在、信託士が0名のエリアです。
これ、すごくチャンスでもあります。その県に民事信託(家族信託)の案件が0なんてことは絶対にないので、自分が旗振り役になれます。
僕の感覚ですが、楽しいですし、充実するに違いないです。(ご自身の宣伝効果も期待できますし、何より、地域に必要な人材になれると思います)
合格は簡単とは言いません。検定費用を払っても、ちゃんと落ちます。
ですが、それ以上に契約書を何度もチャックされ、ダメ出しをされる検定内容になっていますし、一緒に議論する仲間ができます。
今年は、10周年ということも有り、会場も東京と京都、ZOOMの三パターンから選べます。
俄然、おススメは、実地の東京、京都の会場受講です。
特に、近畿周辺の方は、京都受講が、自身の地域の情報も集まりやすく、ベストだと思います。
ここでみっちり勉強して、顔を会わせること、本当に素晴らしいんですよ。期待以上です。
民事信託推進センターの回し者(いつの間にやら役員で執行部)ですが、熱く受検を応援したいと思っています!
みんなで、民事信託、盛り上げていきましょう!!
→そして、即行動の方向へ、「申込フォーム」ですw
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浅 井 総 合 法 務 事 務 所
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司法書士 社会保険労務士 行政書士 民事信託士 浅 井 健 司