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2012年6月 の記事一覧

司法書士試験の直前期

この梅雨の時期に司法書士試験が近づいてきます。

自分が合格してから、あっと言う間に数年が経過したことにも驚きを覚えます。

難易度が高い、合格するのが大変な試験。

そう答えてしまえば、それ以上の話ではないのかもしれません。

しかし、受験生当人は、ただただ必死です。

僕自身、自分を追い込んでいるのか、試験に追い込まれているのか、分からない状況でした。

直前期、はっきり言えるのは「合格したい」「合格しなければならない」という思いが強ければ強いほど辛いものです。

余裕で合格したという人間は、あまり聞きません。

上手いこと伝えられていないかと思いますが、

試験直前期がピンチであるのは、合格者全員です。大丈夫です。

試験前日は(吐き気が止まらなくて)トイレを抱いて寝てきた合格者も知っています。

僕もそこまではいかないにしろ、とても辛かったし、とにかく不安はありました。

冷静を装いつつ、目を三角にして試験会場まで歩いた記憶があります。

「開き直って、腹をくくって試験に臨め!」 「平常心だ!」

といっても、人間の気分は1秒あれば変われるものだし、変わってしまうものです。

強気で入れれば、それも正解。

弱気になっても、それも間違いじゃない。
(だって、それでも合格できている人、ちゃんといますから)

しんどい試験でしたが、それで少しでも成長できた思っている浅井としては、

1年間自分を信じて頑張ってきた人が、その成果に報われる日を迎えることを願っています。

名古屋市役所からのアンケートが届く

見慣れない封筒が自宅に届いた。

差出人が名古屋市役所なので、なにかの懸賞に当たったわけではないようです。

中身は「名古屋市民2万人アンケート」でした。

市政について、必要度と満足度を5段階評価で尋ねられています。

たまには何か当たっても良いのにと、何か欲しいなぁと、何の応募もしていないのに思ってしまった次第です(笑)

内容は全般的なものですが、少し子育て支援・高齢者支援・障害者支援に重点がおかれた内容に思えました。

減税の必要性や、中京都構想、はたまた市長の舵取りの是非の質問はあまりなかったような。。。

市民の意見がどれだけこのアンケートで吸い上げられるかは不明ですが、
文書の書き方によって操作も出来うる怖さも同時に感じました。

「弱者保護は大切ですか?」と聞かれ、「大切じゃない」と回答できる人がいないように、
「この政策を支持しますか?」「特定の施策に税金の投入は止むなしですよね?」と聞かれているような歯がゆさを覚えた文章もあったように思えます。

自分の評価が抽象化しないように、バランスを付けたつもりですが、
多分、多くの人も思うように
市役所の仕事は、多かれ少なかれ大切な仕事がほとんどです。

市民の不満のガス抜きアンケートでなく、また市民へのパフォーマンスだけにとどまらないことを祈ります。

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