司法書士試験の直前期
この梅雨の時期に司法書士試験が近づいてきます。
自分が合格してから、あっと言う間に数年が経過したことにも驚きを覚えます。
難易度が高い、合格するのが大変な試験。
そう答えてしまえば、それ以上の話ではないのかもしれません。
しかし、受験生当人は、ただただ必死です。
僕自身、自分を追い込んでいるのか、試験に追い込まれているのか、分からない状況でした。
直前期、はっきり言えるのは「合格したい」「合格しなければならない」という思いが強ければ強いほど辛いものです。
余裕で合格したという人間は、あまり聞きません。
上手いこと伝えられていないかと思いますが、
試験直前期がピンチであるのは、合格者全員です。大丈夫です。
試験前日は(吐き気が止まらなくて)トイレを抱いて寝てきた合格者も知っています。
僕もそこまではいかないにしろ、とても辛かったし、とにかく不安はありました。
冷静を装いつつ、目を三角にして試験会場まで歩いた記憶があります。
「開き直って、腹をくくって試験に臨め!」 「平常心だ!」
といっても、人間の気分は1秒あれば変われるものだし、変わってしまうものです。
強気で入れれば、それも正解。
弱気になっても、それも間違いじゃない。
(だって、それでも合格できている人、ちゃんといますから)
しんどい試験でしたが、それで少しでも成長できた思っている浅井としては、
1年間自分を信じて頑張ってきた人が、その成果に報われる日を迎えることを願っています。