最近、県外に出かけると「名古屋は暑いでしょう~」とよく言われます。
本当に暑くて亡くなっている方もいるので、今年についてはあんまり冗談も言えません。
仕事中は室内で活動がすることが多い業種ですので、
そんな人間が甘ったれたことは言っていてはいけないと、何か自戒する気分になっています。
最近お会いした先輩の司法書士で、
「司法書士は社会の負債では?」という疑問を投げかけて、業務に試行錯誤されている方に出会いました。
真面目で、きっちり、正しいことをしているつもりで仕事をしている仲間が多い業界で、
こんな提言をされたのは初めてで、衝撃を受けました。
確かに、報酬をいただきながら、業務に取り組んでいるんでいる訳ですから、ただ作業しているだけでは、依頼者のコストを増やしているだけかもしれません。
依頼者の希望や期待に付加価値をつけて、満足につなげて、それをお返しするのが当然である。
そんな基準で取り組む先輩を見て(キャラクターは相当立っていましたが)、ちょっと憧れを覚えました。
司法書士業をサービス業と言い切るのは、なかなか難しい論点もあるとは思います。
ただ、登記手続きを買いたい、信託手続きを買いたい、労務手続きを買いたいという依頼者はいないわけで、
その先にある、安心したい、ちゃんとしたい、トラブルを未然に防いでいきたいということに、
その依頼者の希望や期待があって、それを叶えることで報酬を頂いているのだと、ヒシヒシ感じました。
初心を忘れることなく、しっかりと業務に取り組みたいと、暑さに勝る、熱さに火がついている次第です。
高校時代、友人らに、もし浅井がピン芸人だったら、芸名は「MAX浅井」、コンビなら「常夏のストーブ」だなと言われて、自分でもなんか、しっくりきていたのを思い出しました。
こんなに暑いのに、ホント迷惑な人間かも知れません(笑)
そんな中、なんで、浅井が民事信託(家族信託)を業務の柱の一つとして仕事をしているかを考えていました。
この信託の手続き業務の先にある、何かに自分は期待しているわけです。
今のところ、それは、「正しいことを、正しく、ちゃんとやっていくために必要だから」だと気付きました。
それは、僕ら専門家にとっても、依頼者にとっても、社会にとっても。
例えば、
・高齢で判断能力が落ちていそうな方に、(ギリギリかどうかとか疑いながら?)契約をサポートしたり、印鑑を押してもらったりすること。
・被相続人が亡くなっているのに、その方の通帳から家族がコソコソ50万円ずつATMから後ろめたい気持ちで引き出しをしていること。
こんなことを黙認する法律職があってはならないのに、専門家である僕らが止めるようにしっかり止めていく社会にしなければならないのに、今の社会のままでは、どうもその方向に向かっていないように思うのです。
みんな苦しい胸の内がありながら、これを滅茶苦茶怒ったり、騒ぎ立てる専門家はかえって、非常識な人と思われるのが現状で、まぁ、聞いたことある話だな、まぁ咎めるだけじゃ解決しない話だね、、、って感じになっていいないでしょうか。
法律の専門家が正しいことを、正しく、ちゃんとやっていく、その道を依頼者に示していく、社会もその方向に変えていく、それがなんか、使命みたいなもんじゃないかなと思いました。
そう、それが「民事信託」を使えば、できるじゃないですか。
だから、きっと、僕は、推進したいし、普及していって欲しいのです。
熱さという熱量をもって、ここを目指すんだっていうエネルギーをもって、もっと頑張りたい。
気合系の法律実務家がカッコいいとは思いませんが、きっと、それでも、何かの小さくとも礎になれるんじゃないかと、
自分に期待して、自分を走らせて、自分を幸せにしてやろうと思います。
熱いと自覚しています。(頭の熱をちょっと冷ましてから、続きの仕事は冷静にしなくちゃな、、、)
でも、
やるぞ~~~~☆
やってやるぞ~~~~☆☆
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司法書士 社会保険労務士 行政書士 民事信託士 浅 井 健 司