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司法書士になりたい人。司法書士になる人。司法書士試験の後、どうすべきか?

昨日、(令和元年)2019年7月7日に司法書士試験が行われました。

受験生のみなさん、本当に、まず、お疲れさまでした。

自身が受験生だった時から、かれこれ10年以上経ちますが、ふと、あの時の自分がどうだったかなぁ、、と思い出してみたので、ブログにすることにしました。

 

僕自身は(スマートに合格にたどり着いたわけでもないので)毎年、司法書士試験の前も気持ちは辛かったのですが、試験後もちゃんと辛いかった記憶があります。

合格した年も、「受かっているかも」、「受かっていてくれ」、「いや、期待して落ちたら立ち直れないから、期待しちゃだめだ」、、、、とか、

不合格だった年も、「ひょっとして、想定より基準点(足切り)が低いかもしれない」とか、「もしかして記述式のあの解答はそんなに減点じゃないかもしれない」、、、

と、合格発表まで、平穏を装いながら、毎度、落ち着きがなく、どうしていいか分からない日を過ごしました。

明らかに点数が足りなくて、愕然として、興味ないふりをした年もありました。

いや、心の中では悶絶して、落ち込んで、無理にテンション上げたり、パンチドランカーな日々でした。

今年の終わった試験はどうにもならないって、頭じゃわかっているけども、いろいろ考えれば考えるほど、やはり、キツイ時間でした。

 

司法書士試験の本試験翌日から勉強した年もありました。(その翌年、僕の場合は成績が落ちました。今、冷静に考えると、追い込んだ後だから、リフレッシュはすべき)

確かに3か月、合格発表までまるっと勉強しないのも、(完全にリフレッシュしすぎて)不合格の際には復帰するのが大変になるので、お勧めしませんが、

やはり、ある程度は休みは必要ですね☆

 

では、本題、合格発表まで、どうするか。

それは、「何かやる」しかない、、、、というのが、僕の結論でした。

ボーっとしていても、何か考えてしまうし、結果は変わらないから。

他のことで時間をある程度使うのが、僕はただ家で休む(TVみたり本読んだりする?)よりリフレッシュになったし、気持ち的にはプラスでした。

添削は何度しても点数は変わりませんし(むしろ、変えるように工夫はしても、何も変わりませんし)、何か行動しているのが、一番建設的で、心の安定になりました。

他の試験の勉強も一つのですが、司法書士という資格が本当に必要ならば、司法書士の仕事をする上で、なにかプラスになることをやのがベターです。(逆にどれも一長一短で、完璧やベストはありません。)

一番気持ちの安心につながったのは、司法書士事務所で働くことでした。無駄がないと自分が前向きになれました。

というのも、専業受験生をやった期間より、働きながら勉強した時のほうが、成績は良くなりました。

合格した年は、結局、司法書士事務所で働きながら(働いていた先の先生が勤務時間を配慮してくれたこと等もあり)勉強をしていた年でした。

 

ある程度の合格レベルまで知識が定着した方は、後は点数をそろえることがこの試験の難しさだと感じました。

なので、満点を狙いに行く勉強より、しぶとく安定した点数をとれる勉強に切り替えられたのが勝因、、、、と、言いたいところですが、

それだけじゃなく、合格年度の試験のクセというか、自分にフィットした試験がやってきた「運」もあったと思います。

そう、今、客観的に思うのは、合格者は総じて、ある程度の「運」に左右されていると思います。

確実に合格しなくちゃダメだと、誰もが思いますが、合格レベルにある人は、全国に2000人くらいは常にいるんだと思います。

なので、一番司法書士になりたい人は、司法書士試験を愚直に諦めずに続け、そのモチベーションを保ち続ける人だと思います。

 

正直、試験に合格後、1年、2年合格が早かろうが、遅かろうが、仕事のスキルはその後の努力で挽回できます。

10年も経つと、その能力は実務経験のキャリアの年数は大して意味をなさないくらいだと思います。(僕は、もう、今は、合格した年度や受験期間なんて関係ないと思っています)

収入だって、数年くらいの違いは、あっという間にひっくり返すことができる資格です。

司法書士は、そんな夢のある資格ですし、僕自身は、合格して、本当にそうだと思っていますし、

努力相応、またはそれ以上の恩恵を受けている人間だと思っています。

 

もちろん、決して、司法書士事務所に就職すれば合格が保証されるわけもありません。

ただ、本人が本当にこの試験に合格して、司法書士になりたいと思っているなら、ちゃんと報われるみたいです。

僕の周りには、そういった同業者がたくさんいます。(合格までは司法書士にそんなに出会えませんが、仕事をすると、当たり前ですが、たくさん出会います)

 

本当に司法書士になって働いてみたいのであれば、経験していない方は、一度、そういった世界を見てもらうと良いと思います。

(ただ、受験生を育てらる環境じゃないハードワークの事務所があるのは現実です。ボスの先生との相性もあります。ただ、その中でも合格する人がいるから凄いですが、、、)

自分は、就職先の司法書士事務所が非常に配慮してくれたおかげで、安定した環境で勉強が続けられ、合格後もスムーズにキャリア形成ができたと思っています。

 

ちょうど自分の事務所が求人を出しているタイミングなので、調子いいこと言って誘導しているように思われることでしょう。

否定はしません(笑)。

今、自身として、司法書士の仕事はチャンスがあると考えているので、人材は増えると心強いです。

僕自身も、受験生に負けないくらい、勝負をしています。(リスクをとるって話とはちょっと違うけど)

 

現実、今は、司法書士事務所の求人は雇われる側に非常に有利な状況だと思います。

資格者は合格者が激減したことにより、供給が減り、また、司法書士事務所全体の景気は悪くないので、需要である採用は堅調です。

なので、将来、自分が司法書士になった後のキャリア形成をわがままに叶えてくれる事務所を見つけ出し、

この(司法書士試験後の)時間に前を向いて、自分の夢や理想に取り組んで欲しいと思います。

 

平成20年の合格した年、そんな事を自分が考えられていなかった気もしますが、ただ、必死でした。(辛さもあいまって、、、)

でも、今、間違いなく、司法書士になって良かったと思っています。

もし、合格レベルにあると周りから言われているのに、司法書士試験をあきらめようとしている人がいれば、

それは、このようなブログを読んだり、探したり、または見つけてしまっているのだから、ちょっと休憩してから、やっぱり継続してほしいですし、継続すべき人だと思います。

無責任なことを言っているように聞こえるかもしれませんが、なぜなら、僕は諦めなかったことで救われて、かつ、今、その分、幸せだと思える一人だから。

そんな人たちが少しでも多くなって、この業界をみんなで楽しくしていければと思います。

 

 

よし、なんか、明日からも頑張ろう!!! って、自分を鼓舞した感じになってきました☆

長文、失礼いたしました。

 

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司法書士資格者の募集を開始しました

\ 浅井総合法務事務所よりお知らせです /

 

業務充実のため、司法書士資格者 を募集します。

少しフライング気味ですが早いですが、本年度司法書士試験後の合格予定者もご相談下さい。

民事信託・家族信託」の業務を習得されたい方は、その経験が積める数少ない事務所です。

 

詳細は採用情報ページをご確認ください。

採用情報ページ

 

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十六銀行で信託口口座が開設出来る様になる!? 民事信託士協会と業務提携

本日、令和元年5月28日、東海地区初、十六銀行が一般社団法人民事信託士協会と「民事信託制度推進についての業務提携」の基本合意を行いました。

https://www.juroku.co.jp/release/files/20190528_1.pdf

東海地方の民事信託(家族信託)がますます活性化していくことになると思います。

これから、十六銀行、三井住友信託銀行と連携し、依頼者の民事信託のニーズに取り組んでいくことになります。

名古屋近郊で、どこの銀行で「信託口口座」をどこで開設すればいいの!?という、士業専門家の悩みを解決してくれる朗報になりますね。

もっとも、今回の業務提携の基本合意がスタートで、十六銀行における民事信託の口座開設はこれから準備にはいるというタイミングです。ですので、今日からすぐ民事信託・家族信託の信託口座が開設できるわけではないので、御留意ください。

多くの方の「早く進めて欲しい」という要望は、きっと、今回の反響、需要の表れとして、十六銀行、三井住友信託銀行、民事信託士協会を後押ししてくれることになると思います。

また、多くの優秀な司法書士、弁護士、税理士その他士業の先生方にとって、今回のような取組みが民事信託・家族信託に積極的に取り組めるようなステップになって、より社会にプラスとなり広がっていくと考えています。

 

ちなみに、浅井も民事信託士協会の理事として、末席ながら参加して参りました。

記者やテレビ局、メディアの方も多数出席され盛大なものでした。

これを機に、多くの人により良い民事信託が届くものと期待しています。

 

名古屋(東区)の司法書士浅井総合法務事務所を含め、岐阜、三重、全国に、多くの頼りになる(自信を持ってご紹介できる)仲間もございます。

民事信託、家族信託のご相談、組成、運用について、お気軽にご連絡頂ければ幸いです!

 

 

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第5期民事信託士検定の申込みの件

本日、平成31年4月22日が民事信託士検定の申込日でした。

昨年と同様、申込日初日で受検者の募集定員を超えて、申込み打ち切りになったとのことです。

午前中の早い段階で定員を超えたらしいです。

 

ただ、今回、新しく導入した申込みフォームが上手く作動せず?、非常に混乱を招いた状況でした。

信託士協会の人間として、非常に申し訳なく思います。

21日の23時59分にはパソコンの前にスタンバイして、申込みを試行錯誤し、また朝も試して、それでも出来ずに、どうしていいかも分からない状況を作り出した上に、協会からの不具合の発表も遅れて後手になり、本当に言い訳のできない状況だと思います。

このようなことでは、一般社団法人民事信託推進センター及び一般社団法人民事信託士協会の信用を落とし、また、それに協力してくれる仲間、仲間になろうとしてくれている方々の熱意や期待を裏切る結果と言われても仕方がないです。

もちろん、運営側にも想定し得ないような何かトラブルが発生しており、現場は大変だったことは理解にたやすいですが、深夜からの申込みでその対処が難しい状況だったにしろ、もうちょっと策はあったはずです。

また、一部、人によっては上手く申し込めた人もあり、そのあたりで原因究明が難しくなっている点もあるようですが、今後の対処よりも優先して、まず、やる気になって、本気になって、この民事信託の検定を取り組もうとした人を一番応援しなければならない存在であることを自覚して、「今」を真摯に対応をしていかなければならないと思います。

ちなみに、深夜からの応募は、職務時間中だと申込みしにくい環境にある人や、勤務資格者の方のための配慮もあったようです。(毎年の慣習というのもありますが)申込みの公平性を保つため、返ってそれがリカバリーしにくいという、裏目にでた結果です。

まず、謝罪、そして、今年の検定受検生に、このビハインドを取り戻す「民事信託のスキル」というプラスの成果をお返ししなければなりません。

 

浅井もこれだけ民事信託士検定をオススメしておいた人間として、非常に情けないのですが、この民事信託に期待してくれる専門家の方々に申し訳なく思います。 また、身勝手に辛らつなことを書きたてた点も謝罪します。

 

本当は、元気に、検定に向けての勉強の仕方をコメントするつもりでしたが、スタートで大転倒した感じです。

 

その点も期待にこたえられず、申し訳有りませんでした。

 

申込者の分析や対処方法の検討にもうしばらく時間がかかるようですので、今後も、僕に出来る限りの説明はしていこうと思います。

 

無責任にならず、批判、叱責を受け、誠実に対応していく。

それしかないですし、批判されるのはありがたい話で、こんな対応で、民事信託士に無関心になられてしまっては非常に悔しいです。

挽回は、今から、これから積み上げるかしかないですが、その期待に応えられる団体であると信じて、これからも自分なりに協力を続けるつもりでおります。(もちろん、上から目線ではなく、むしろ、僕はまだまだ、自身を「ビシバシ強く」育ててくれた一般社団法人民事信託士協会に恩返しをしていきたいので)

 

さぁ、いきなり、背水の陣です。

落ち込むのが反省では有りませんし、多分、それは誰も期待していないことも知っています。

自身の依頼者のための民事信託は当然手を抜きませんが、それ以外も燃えて行くっきゃないですね。

 

 

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司法書士 社会保険労務士 行政書士 民事信託士 浅 井 健 司

 

 

 

民事信託士を受検するか? 第5期民事信託検定の募集告知開始

サクラの花があっという間に咲き誇り、気付いたら、もう緑が目立ってきました。

冬だと思っていたのが、もう春です。

そして、そんな時期を間髪入れず、秋のお話。

 

光陰矢のごとしです。

 

一般社団法人民事信託士協会の第五期民事信託士検定の募集要項が公開されました。

http://www.civiltrust.com/shintakushi/pdf/2019kentei.pdf

 

今年は検定会場が東京と京都の二箇所になるようです。

日程が二つ分かれるのですが、当然、両方受検することはできません。申込みも片方の会場に絞ってしかできないようなので御留意下さい。

 

そして、当然ですが、どちらの会場でも試験問題・難易度も同じですね。

でも、もしかしたら、検定の合否判定の評価に大きく関わるディスカッションが、当日のグループの雰囲気で左右されかもって心配される方もいらっしゃるかもしれません。

それも大丈夫です。周りの雰囲気で左右されない準備ができますし、チューター・サブチューターは答案チェックをしっかりしていますので、一回二回の受け答えでレベルの判断をしないです。

ただ、まだまだ勉強不足でこれからじゃ間に合わないと思う人、、

これから間に合わせる勉強をすれば、秋にまだ間に合うと思います。(ただ、毎年レベルが上がっているので、それなりの頑張りは必要ですね。 でも、申し込みをしないという選択肢より、是非、挑戦する、いや、実践よりは簡単なんだから、やるしかないと思って欲しいです。)

実践を練習にすることはできないので、検定でちゃんと自身のアラや課題を見つけて欲しいです。

 

では、どれくらい勉強すれば?ってのも疑問に思えてくるはず。

毎年、この時期になると、よく検定のことを質問されるので、またブログにしたいと思います。

 

 

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