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軽自動車検査協会へ

パソコンが故障して、買い替え、やっとネット等もつながりました。

新しいパソコンは立ち上がりが早いのが嬉しいですね(^0^)

 

ところで、今日は遺言執行の手続きの関係上、軽自動車の名義の書き換えのため、軽自動車検査協会に行ってきました。

行政官庁の書類の作成および提出は行政書士の業務分野ですが、今回は代理人ではなく当事者としての手続きであり、もちろん僕の仕事とあいなりました。

 

で、そこは名古屋大学の裏手の住宅街に不思議な感じでそこは存在します。

中に入ると妙に活気があるというか、少し昔ながらの役所仕事で盛り上がっている感じです。

電話口で、おばちゃん職員がワーワーやってます。

若手の男性社員が楽しそうに書類を抱えて行ったり来たりしています。

おじさんスタッフがニコニコしながら、来客者に丁寧に世話を焼いています。

 

個人的にはなんとなく、みんな頑張り過ぎない程度に、ワイワイ働いているそんな雰囲気が好きです。

 

1枚35円のOCRシートを購入して、記載と押印をし、後は車検証と住民票、税金の書類を整えれば、10分程度で作業は完了です。(今回の浅井の作業は、譲渡人が亡くなっているのでもうひと手間ありましたが)

こんなにすぐに新しい車検証をすぐに手に入れてしまうと、不動産登記手続きってやっぱり複雑で慎重だなぁ。。。。

 

それでも、中で働いている人たちは親切で、最近、こういった人情味がある役場が減ったのを逆に感じさせられました。

まぁ逆に今どき16時で受付を終了してしまう公的機関も珍しいとも感じましたが、そこに目くじらを立てない仕事ができることはいいことなんだろうなぁとほのぼの思った次第です。

こういった仕事はそうそうないと思いますが、また癒されに行きたいと思います。(^^)v

 

 

 

一家創立

相続登記の仕事をしていると、いろいろな戸籍を読み込むことになります。

そしてそれが、昭和初期、大正時代、明治時代、それ以前になってくると、現代では考えられないドラマを垣間見ることになります。

旧民法は明治31年に施行され、昭和22年まで施行されていました。

「家」を基本として戸籍に表現されているわけですが、現代から見ると、差別と言われれしまいがちな概念です。

そもそも、旧民法における「家」とは、

その団体員の一人を中心人物として、その者すなわち戸主と他の家族との権利義務によって法律上連結された親族団体(穂積重遠博士)

だそうです。

 

突然、こんなお堅い話をした理由は、少し前の依頼ですが、「一家創立」による戸籍を取得することがあったからです。

一家創立とは、戸主の意思によることなく、法律の規定により当然に一家が設立される場合のことをさし、戸籍の記載としての現代的な意味は「新戸籍編成」になります。

一家創立の主な原因としては、

1、子の父母が共に知れないとき(旧民733条3項)

2、非嫡出子が父母の家に入ることができなかったとき(旧民735条2項)

3、家族が離籍されたとき(旧民749)

4、日本で生まれた子の父母共にどこの国籍をも有しないとき(旧国4条)

など、

その方の苦労されたことが、戸籍からにじみ出てくる内容が多いので、なにか感慨深くなってしまいます。

それでも、別に一家創立が不幸と共にある話ではなく、

5、戸主でない者が爵位を授けられたとき(明治38年法律62号)

6、皇族が臣籍に降下されたとき(明治43年皇室令2号)

なんて、変わってものもあります。

一世紀前といえば、そんな歴史と考えられてしまいますが、

100年もの期間をかけて、

でもたった100年の間に、

日本の人権はものすごく進化しているなぁと、驚かされます。

 

司法書士になってこんなに損害保険を扱うとは。。。

遺言執行者としての手続をしています。

生命保険の保険金は相続財産に含まれないので、相続人が直接取得するというのは良く聞く話です。

ただ、損害保険・生命保険でも返戻金ならばどうでしょう?

保険内容や規約・契約内容によって修正されることもあるかとおもいますが、基本的には亡くなった方の財産なので、相続財産として取り扱い、遺言執行者が処理する必要があります。

ところで、この損害保険金の解約を行っていく上で、ある保険会社では遺言執行者の念書(誓約書)と印鑑証明書を添付する必要がありました。

「手続についてのドタバタは一手に引き受けます」的な内容なのですが、まぁ、遺言執行者として責任ある仕事をしますけど、な~んか気持ちの良い書類ではないですよね。

なんかあったら、そりゃ、僕たちの責任問題ですから、こんな書類はいらないっすよねって言い切りたい物・・・!!

保険会社のリスクヘッジのための印鑑証明はどこまで必要なのでしょうか?

気持ち的なものだけだったら、仕事として責任を持ってやってる資格者だけでも免除してほしいなぁぁ。

 

あ、

・・・その分類が難しいのかぁ(--;)

先日の記事

先日の記事を読み直して、ちょっと言い回しが良くないなと思ったので、訂正。

専門化と、業務内容の掘り下げ自体ととても良いことです。

そして、その分野に特化できるというのは、司法書士として大切なことだし、幸せなこと。

でも、努力をせずに、また大した調査もせずに、ただ無計画に言われるのがちょっと嫌なだけです。

 

僕の知り合いの司法書士で、徹底して特化し、戦っている人間もいます。

この人は尊敬してます。

そして、ベテラン、若手、年上、年下を問わず、自分の周りには尊敬出来る、すごいと思う司法書士が沢山居ます。

周りにはとても恵まれてますし、本当に助けられています☆

そんな感じの話なので、誤解がないようにお願いします。m(_ _)m

 

ちなみに今日はボスを含めて飲み会。

来週も平日から飲み会が続きます(^^;)

 

嬉しい(笑)

 

な~んて、いってると

送別会シーズン、季節代わりということもあって、年末前のダイエット話が復活しそうな予感がします。。。

やりたいことは沢山ありますよ☆

「今後、司法書士業界は競争が激化していくと言われているじゃないですか、

その流れの中で、専門分野に特化していくことが生き残りのために必要という話ですよね?

先生は将来どんな分野に特化されていくのですか?」

 

との質問を頂いたのは、昨日のこと。

業界のことをよく知られた方なので、的はずれでもないし、筋の通った質問です。

で、浅井の答えは

 

「全部です!」

 

 

専門的、特化という話の間逆の回答に、「へっ?」という顔をされましたが、

正直、僕にはまだ分かりません。

 

というのも、将来のニーズを僕が勝手に決めつけて仕事をしていく勇気もなければ、それが懸命とも思えません。

どの分野を好きになるかどうかは、または可能性を見いだすかどうかは、まだまだ探求していきたいじゃないですか☆

新米の司法書士が「仕事がない」「メシが食えない」なんて言っているなかで、業務を絞って、その分野を限定的に考えていくのは、自ら自身の首を絞めることの他ならぬ話と僕は考えます。

一善分のご飯があるかないかも分からないのに、肉しか食べない、野菜しか食べないじゃ困ってしまいますよね。

そもそも専門分野や特化は、ある程度の需要が見込めるところからスタートするのであって、その計算が立てられないうちからマクロの専門家をかかげては、ただの偏食の司法書士かとも思います。

専門分野や得意分野は積み上げられた経験の結果だと浅井は思うので、上記の質問にはやはり答えられません・・・

全部、なんでもやります!!

もちろん、自分の能力を全て動員して(笑)

常に全力前進ですが、そこからのスタートが最善と信じてやみません。