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カテゴリー:司法書士 の記事一覧

天国?地獄?人はそこを選んで住むのだから、それは現実。

昨日も大阪へ日帰り出張してきました。

慣れない新幹線の移動が連続すると、ちょっと疲れてしまいますね。

 

とある仕事の関係上、面談の必要のある方に会いに「釜ヶ崎(あいりん地区)」へ。

アメリカ、メキシコ、ブラジルのスラム街で迷子になった経験もある自分ですが、日本でも有名なこの地域に足を運ぶのは少し気が張りました。

むしろ、そんな地域にやたら縁がある(迷子になる)僕の運がどうかしているのでしょうが・・

 

流石に異世界(まぁ下車した駅は「動物園前(新世界)」ですしね、、)のような雰囲気を感じるのは僕だけではないかと思います。

僕の感想としては、中国旅行でフラフラ歩いて立ち入った、胡同(フートン)に近いイメージでしょうか。

言語が通じることが逆に緊張の原因になりました。

 

昼間なのにほとんどの人が酔っ払っているように見えます。

公園ではプロボノ活動らしきイベントが開催されていましたが、同業者の主催でイベントをするとの話もよく聞きますので、ちょっと思うところもありました。

 

その地域の中心にある警察署(西成署)は要塞のようで・・・

たまに雑誌や専門誌の特集で読み聞きはしていましが、鉄の扉とその無数のキズに生々しさを感じます。

あ、でも、中にいた人たちはとても優しい感じを受けましたよ~

 

GW真っ只中の変わった仕事でしたが、良い経験が積めました(^^)

まだまだ浅学菲才ですね!?

軽自動車検査協会へ

パソコンが故障して、買い替え、やっとネット等もつながりました。

新しいパソコンは立ち上がりが早いのが嬉しいですね(^0^)

 

ところで、今日は遺言執行の手続きの関係上、軽自動車の名義の書き換えのため、軽自動車検査協会に行ってきました。

行政官庁の書類の作成および提出は行政書士の業務分野ですが、今回は代理人ではなく当事者としての手続きであり、もちろん僕の仕事とあいなりました。

 

で、そこは名古屋大学の裏手の住宅街に不思議な感じでそこは存在します。

中に入ると妙に活気があるというか、少し昔ながらの役所仕事で盛り上がっている感じです。

電話口で、おばちゃん職員がワーワーやってます。

若手の男性社員が楽しそうに書類を抱えて行ったり来たりしています。

おじさんスタッフがニコニコしながら、来客者に丁寧に世話を焼いています。

 

個人的にはなんとなく、みんな頑張り過ぎない程度に、ワイワイ働いているそんな雰囲気が好きです。

 

1枚35円のOCRシートを購入して、記載と押印をし、後は車検証と住民票、税金の書類を整えれば、10分程度で作業は完了です。(今回の浅井の作業は、譲渡人が亡くなっているのでもうひと手間ありましたが)

こんなにすぐに新しい車検証をすぐに手に入れてしまうと、不動産登記手続きってやっぱり複雑で慎重だなぁ。。。。

 

それでも、中で働いている人たちは親切で、最近、こういった人情味がある役場が減ったのを逆に感じさせられました。

まぁ逆に今どき16時で受付を終了してしまう公的機関も珍しいとも感じましたが、そこに目くじらを立てない仕事ができることはいいことなんだろうなぁとほのぼの思った次第です。

こういった仕事はそうそうないと思いますが、また癒されに行きたいと思います。(^^)v

 

 

 

一家創立

相続登記の仕事をしていると、いろいろな戸籍を読み込むことになります。

そしてそれが、昭和初期、大正時代、明治時代、それ以前になってくると、現代では考えられないドラマを垣間見ることになります。

旧民法は明治31年に施行され、昭和22年まで施行されていました。

「家」を基本として戸籍に表現されているわけですが、現代から見ると、差別と言われれしまいがちな概念です。

そもそも、旧民法における「家」とは、

その団体員の一人を中心人物として、その者すなわち戸主と他の家族との権利義務によって法律上連結された親族団体(穂積重遠博士)

だそうです。

 

突然、こんなお堅い話をした理由は、少し前の依頼ですが、「一家創立」による戸籍を取得することがあったからです。

一家創立とは、戸主の意思によることなく、法律の規定により当然に一家が設立される場合のことをさし、戸籍の記載としての現代的な意味は「新戸籍編成」になります。

一家創立の主な原因としては、

1、子の父母が共に知れないとき(旧民733条3項)

2、非嫡出子が父母の家に入ることができなかったとき(旧民735条2項)

3、家族が離籍されたとき(旧民749)

4、日本で生まれた子の父母共にどこの国籍をも有しないとき(旧国4条)

など、

その方の苦労されたことが、戸籍からにじみ出てくる内容が多いので、なにか感慨深くなってしまいます。

それでも、別に一家創立が不幸と共にある話ではなく、

5、戸主でない者が爵位を授けられたとき(明治38年法律62号)

6、皇族が臣籍に降下されたとき(明治43年皇室令2号)

なんて、変わってものもあります。

一世紀前といえば、そんな歴史と考えられてしまいますが、

100年もの期間をかけて、

でもたった100年の間に、

日本の人権はものすごく進化しているなぁと、驚かされます。

 

司法書士になってこんなに損害保険を扱うとは。。。

遺言執行者としての手続をしています。

生命保険の保険金は相続財産に含まれないので、相続人が直接取得するというのは良く聞く話です。

ただ、損害保険・生命保険でも返戻金ならばどうでしょう?

保険内容や規約・契約内容によって修正されることもあるかとおもいますが、基本的には亡くなった方の財産なので、相続財産として取り扱い、遺言執行者が処理する必要があります。

ところで、この損害保険金の解約を行っていく上で、ある保険会社では遺言執行者の念書(誓約書)と印鑑証明書を添付する必要がありました。

「手続についてのドタバタは一手に引き受けます」的な内容なのですが、まぁ、遺言執行者として責任ある仕事をしますけど、な~んか気持ちの良い書類ではないですよね。

なんかあったら、そりゃ、僕たちの責任問題ですから、こんな書類はいらないっすよねって言い切りたい物・・・!!

保険会社のリスクヘッジのための印鑑証明はどこまで必要なのでしょうか?

気持ち的なものだけだったら、仕事として責任を持ってやってる資格者だけでも免除してほしいなぁぁ。

 

あ、

・・・その分類が難しいのかぁ(--;)

先日の記事

先日の記事を読み直して、ちょっと言い回しが良くないなと思ったので、訂正。

専門化と、業務内容の掘り下げ自体ととても良いことです。

そして、その分野に特化できるというのは、司法書士として大切なことだし、幸せなこと。

でも、努力をせずに、また大した調査もせずに、ただ無計画に言われるのがちょっと嫌なだけです。

 

僕の知り合いの司法書士で、徹底して特化し、戦っている人間もいます。

この人は尊敬してます。

そして、ベテラン、若手、年上、年下を問わず、自分の周りには尊敬出来る、すごいと思う司法書士が沢山居ます。

周りにはとても恵まれてますし、本当に助けられています☆

そんな感じの話なので、誤解がないようにお願いします。m(_ _)m

 

ちなみに今日はボスを含めて飲み会。

来週も平日から飲み会が続きます(^^;)

 

嬉しい(笑)

 

な~んて、いってると

送別会シーズン、季節代わりということもあって、年末前のダイエット話が復活しそうな予感がします。。。