法務局の私書箱
ちゃっかり、僕もアサイ司法書士事務所として持っています。
というか、今日、やっと引渡しを受けてきました。
いきなり何のことか分からないと思うので、少し説明します。
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今年の春から、愛知県の法務局では(他の地域を知らなくてごめんなさい)、司法書士、土地家屋調査士に限定して、法務局内に私書箱を割り当てました。
数に限定はあるものの、希望者に無料でという、太っ腹企画です。
なぜこんなことを急に始めたかと言えば、法務省の統計調整のため・・・とでも言いましょうか。
はてまた、どういう意味かといいますと~
この私書箱は僕らが郵便を受け取るために設置しているものではありません。
こいつは登記簿謄本等の法務局の書類専用受け取り箱なんです。
そして、それは乙号申請のオンライン申請専用です。
つまり、日ごろからガンガン謄本を取得してくれる司法書士や調査士に、どんどんこのオンライン申請をしてくれ、その便宜をはかるよっていう箱です。
同業者の方はもちろん一般の方でも知っているのかも知れませんが、オンラインでの謄本申請は780円で取得できました。
そしてこの私書箱を使えば、返送の郵送代80円を引いた700円で取得できるわけです。
もともと1000円の公的書類がなんと30%オフ ( ̄▽ ̄)
もちろん、僕の依頼者にはその利益は還元するつもりですが、、、、
(300円も数が増えるといい金額になりますよ~、と、いい人をアピールしつつ、依頼者には宣伝☆)
で、結局、法務省は一体何をしたいのかというと、
年内にオンライン申請の普及率を無理やりでも伸ばしたい。
たとえ、本来の甲号申請のような登記申請事件以外でも。
オンラインシステムを構築した名誉にかけても。
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う~ん
僕らは恩恵を受けることが出来る今回の措置。
オンライン申請が普及したら、手のひらを返されて、私書箱を突然廃止ってならないことを祈ってます。