国家試験でも難関と言われる試験は特定の職業につながっているものがほとんどです。
医師、弁護士・裁判官・検察官(司法試験)、公認会計士、弁理士、国Ⅰ、一級建築士などなど。
司法書士試験が難関であるかどうかの議論はさておき、試験の倍率が高く、その準備期間に大変な労力を有することは、世間的には間違っていない話であり、職業に直接つながった仕事です。
では、その司法書士試験パスした後の仕事先はどうなんだろうって話は意外と世間はしりません。
いや、正確には、合格してその状況になってからじゃなきゃ、分からないものだと思います。
周りの憶測や、勝手な考え方でいろいろ批評されますが、どの情報も偏っています。
それは、情報量として、母集団を形成し、一般論として形成すには無理があるからだと思います。
そして、司法書士試験はいろんな経験を経た人間や、はたまた学生・新卒で活躍する人間もいる上に、みなの個性が強いんです (;;;´Д`)ゝ
強すぎて、本来、一般的には就職にむかない(ちょっと失礼な言い方でスミマセン)ほどの人も多いんです。
まぁ、独立開業って手段があるし、そこからそのキャラクターを生かして頭角を表す人もいるんですが・・・ Σ(;・∀・)
ともかく、一般的じゃない人が多い中、その一般的じゃない人が、一般的な就職先がないと嘆いてネットや色々な場所で情報を流している気がします。
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まぁ、何が言いたいかと言われれば、、、
この資格を取っただけで、お金持ちになる切符が手に入るわけじゃない。
それはどんな資格だって一緒だと思う。
就職先がないことはない!(名古屋については、そう思う・・・これも偏見か?)
就職先がない、または自分の考えたものと全く違うと言うならば、
それは自分のやり方がまずいか、事前の下調べが悪いか、もとの情報源がよっぽどダメだったのか。
月給いくらだとかは、その数年後に自分が自身の年収いくらに出来るかを計算して欲しい、多分、その事務所の経営者はそう考えていて、実際自分がそうしてきて、今の立場を作ったのでしょう。
また、司法書士は他士業に比べても初任給はましなほうです!(こんな僕でも、税理士、社労士、行政書士は酷いと思う)
今どき、弁護士や会計士だって水準は下がったと言います。
仕事の獲得しやすさ、独立のしやすさも考えれば、司法書士試験は他の資格や仕事と比べて、よりチャンスに恵まれた試験であり、資格であると僕は思えてならない。
と、信じてます。
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もっとも、お金持ちになりたいだけの人が司法書士試験を目指すのはよしたほうがいい。
もっと効率のいい、なんらかの手段があるとも思っています。
司法書士を楽しめる、そんな自分が好きになれそうな人が、同じ土俵で仕事をしてくれて、時には一緒にバカ話し、切磋琢磨できたらいいなぁって思っています。
と、試験合格までに多くの時間を費やした僕が言うのも、ちょっと説得力があるような、ないような。。。
司法書士に人一倍愛着があるのは事実ですけどね~ (。・w・。 )