テレビでもCMをやっている通信教育のパンフレットが自宅に届いていました。
中に司法書士の講座も設けられているようです。
で、資格の紹介に書いてある訳です
「高いステータスと好収入が魅力」と。。。
高いステータスというものが、いったい何なのか分かりませんが、
僕は司法書士だからといって、レストランで一品サービスしてもらったことはありません。
せいぜい、お世辞か、会話のつなぎか、なんとなしのイメージで(先人の諸先輩のおかげですが)
「頭いいんですね」
「勉強好きなんですね」
とか言われるくらいでしょうか。
それがステータスで、イコール専門家としての幸せならば、そのステータスはハッピーかもしれません。
でも、それはなんの得もありませんよね。
お腹は膨れませんし、下手な返事をすれば嫌な人です。
そして、間違ったことをしたり、羽目をはずせば、信頼をすぐ失う危うさを備えています。
妻に、「高いステータスがあるとどうなる?」
と訊ねてみたところ
「自己満足じゃない」
と、明快な答えを頂きました。
僕も正解だと思います。
司法書士にステータスはあるのかどうかはわかりませんが、
さして生活にどうしたこともない、そんな影響力のようです。
そして、気になる好収入。
う~ん。
高収入とかかないことが、上手さを感じるというか、
背信的と言うか・・・
その人の頑張り次第、能力次第で好きなだけ稼げる資格。
あながち司法書士もそういう資格であり、間違いないのかもしれません。
が、
そういえるのは、どの資格でも仕事でも同じような。。。
司法書士の試験を受けるまでに講義なしで本だけ読んで合格できたら、
それはかなりのスキルや能力がある人かと思えます。
そういう意味で、講義なしの通信講座だけで合格した人には、
高収入と書いてやってもいい気さえするのですが。。。
ちなみに浅井は専門学校で年に数回、商業登記法の講義をしています。
分かりやすくした解説書を読んでも分からないから、それをさらに理解してもらうため、
講義をしている訳です。
それでもしかっり理解するのは簡単じゃないですから・・・
僕も司法書士になりたい人の期待を裏切らない好収入の司法書士であるため、
バリバリ仕事をしていきたいものですね。