司法書士の日(愛知県会では「くらしの困り事110番」という電話相談やっています)
昨日は司法書士会の「くらしの困り事110番」の当番で、夜間に相談を受け付けていました。
普段もたまに司法書士会の電話相談で対応させて頂いていますが、
昼間より事案の難易度が極めて高かった!
という、印象を持ちました。(理由は不明です)
というか、「くらしの困り事」レベルではない相談が多数持ちかけられ、
グッタリして帰路につきました。
司法書士だから、
法的な知識はあるよね → 教えるくれるくらい簡単だよね
と思われがちですが、実際の受け手としては
この人は何を聞きたいのかな? 何を解決したいのかな? → あれれ、なんかトラブルだらけだな → 複雑すぎて、電話で説明が難しいな → あれ、ちょっと想定以上の状況だな → この場合にこの法律って有効に作用するだったよな?、心配だな、書籍とかで確認しときないな(今は無理か・・・) → なんか判例があったような気もするけど、今回のケースと同一状況と判断できるのかな?→ ん、まだ質問増えるんですか? → 即答はできないけど、困ってるから、何か教えてあげたいな → 間違ったことはいえないし、弱ったな → え、深入りした質問ですが、ちょっと待って!! → う~ん、う~ん(なんとか捻り出す)
という感じなることも良くあります。
有料相談でも無料相談でも差を設けて対応している訳ではありませんが、
とりあえず相談を受けて、その事案に対する回答を検討する時間をもらって、その後一番よい方法を提示させてもらうのが(デキる司法書士であれ、浅学非才な男であれ)より良い選択肢であるのは理解して頂けるかなぁと思います。
相談者さんが何日も何ヶ月も悩んでいることが、電話一本で解決できる魔法使いであれれば良いのですが、まだまだ修行には事欠かない毎日ですね。
でも、相談の受け手として、その人の状況を悪くしたいとは思っている司法書士はいませんのでご安心ください。
みな期待に応えられるよう、頑張っている次第です。
相談内容は守秘義務があるので、ブログで公表することはできませんが、みなさん、かなり強烈な「くらしの困り事」をかかえられているんですよね。。。。
それでも、現状よりより良くできる方法はきっとあるので、悩んで辛く塞ぎ込んでしまう前に、
ちょっと聞いてみるのも良いんじゃないでしょうか。
ネットの検索とは安心感が違いますよ(当然ですが。。。。) \(^^;)